スーパーをはじめとした店舗で万引き犯を監視する、「万引きGメン」。テレビ番組などで取り上げられたことでその名を広く知られるようになっていますが、どんな人が万引きGメンとして活躍しているのでしょうか。
本記事では、万引きGメンになるためにはどうすればよいのか、必要な資格はあるのかまとめました。万引きGメンに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
万引きGメンというと、警察官やボディガード、探偵など、特別な資格や能力がある方だけがなれる職業といったイメージを持つかもしれません。しかし、万引きGメンになるための特別な資格はなく、どんな人でもなることができる職業として知られています。
そもそも万引きGメンとは通称であり、警備会社などが募集する「保安警備員」のことです。私服保安員などの資格は存在するものの、これらを持っていなくても求人には応募することが可能になります。
例えば、とある警備会社の万引きGメンの応募資格を見ると、「18~60歳までの男女、学歴、経験、免許・資格不問…」など、応募条件自体のハードルは高くありません。正義感がある方であれば、どんな人でも挑戦できるのが万引きGメンという仕事なのです。
そもそも、万引きGメンはどんな仕事をしているのでしょうか。
万引きGメンの仕事内容は雇用されている企業によって違いますが、主に、「派遣されたお店で万引きをした方に声をかける」といった内容になります。ただし、注意したいのが万引きGメンは警察ではないため、現行犯人以外は逮捕ができないところです。また、仮に店舗内でお客がバッグに商品を入れても会計する可能性があるため(または言い訳される)、下手に声をかけるお店側の信用問題に発展します。
万引きGメンは、店舗内を1日ぐるぐると一般客のような立ち振る舞いで巡りながら、怪しい人物をチェック。そして、実際に商品をバッグなどに入れたことを確認し、それを会計せずに店舗の外に持ち出したところで声をかけるといった仕事になります。怪しまれてもいけない上に、一人で勤務時間中は店内をウロウロするため、想像以上に体力と精神力が求められる仕事でもあるのです。
万引きGメンに憧れている方も多いでしょう。事実、万引きGメンになること自体のハードルは高くありません。しかし、強い正義感と義務感が求められるハードな仕事でもあります。もちろん、大変な仕事である分、やりがいと達成感がある仕事です。
警備員になるためには新任研修が必須ですが、当社では未経験者の方には更に丁寧な指導等も行います。
興味のある方、万引きGメンとして活躍してみたい方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。